はじめての詩

はじめて君が 恋をしたとき
張り裂けた胸から リズムが溢れだし
ひとばんじゅう ひとばんじゅう
君は眠れなかった

はじめて君が フラれたとき
虹は凍てつき トーストは黒こげ
ひとばんじゅう ひとばんじゅう
君は泣いていた

はじめて君が 家を出たとき
小さなぬくもり 母の編んだセーター
ひとばんじゅう ひとばんじゅう
君は手紙を書いた

はじめて君が 酒を飲んだとき
夢を並べて ギターを弾いて  
ひとばんじゅう ひとばんじゅう
君は友と語った

はじめて君が 親になったとき
君自身が生まれてきた意味を知った
ひとばんじゅう ひとばんじゅう
君は「ありがとう」と言った

そして 君はまた一歩踏み出す
次に出会う
「はじめて」に
胸ときめかせながら

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これも「ワイルドターキー」のコンテストへの応募作品。
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by rocknrollnight | 2010-01-05 18:14
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