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「SOMEDAY」名盤ライブ

1982年、当時17歳の僕は、佐野元春のLP「SOMEDAY」と
幸運にも巡り会えた。
その楽曲は、30年経った今も色あせず、
僕の深いところで、僕を支えてくれている。

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そして、2013年初冬。
お台場の海辺にに孤高とそびえ立つ勇者ガンダムは
きっと不思議に思っている。
この中高年の集まりはなんだろうか?と。

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入場すると、デュランデュランなど懐かしいBGMが流れ
ていて、80年代の匂いが漂う。
1階は、オールスタンデイング。みんな年齢層高く、
ひざや腰に不安を抱えて、最後まで立ってられるのか?
と心配になる。(おっと自分もか!)

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やがて客電がおちて、ムービーが流れる。
「SOMEDAY」のLP盤パッケージから、ビニール盤が取り出さ
れ、ターンテーブルに。ゆっくりと針が降りる。
ジジジ・・・

*
シュガータイム
  「名盤ライブ」のスタート。1枚のアルバムを収録曲順に、
  アレンジもそのままに演奏するという試み。
  かしこまった感じは無い。みんな陽気に歌っている。
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ハッピーマン
  ダディ柴田登場。骨太なサックスが懐かしい。
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ダウンタウンボーイ
  「今夜は、みんな80年代にタイムワープしよう!」
  このアレンジはライブ初演奏。
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二人のバースディ
  古田カウント始めたが、
  「ちょっと待って!忘れてた!今日、誕生日の人いる?」
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麗しのドンナ・アンナ
  おそらく、ライブ初演奏。
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サムデイ
  ダディのソロに元春が近づく。このツーショットが
  また見られるとは!
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暗転、ふたたびムービー。
レコードをB面に、ひっくり返す。
ジジジ・・・

*
アイム・イン・ブルー
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真夜中に清めて
  ライブ初演奏。
  「Midnight tripper
 Tonight Everybody」
  抑えたボーカルから一転、サビは叫ぶように響く。
  個人的には今夜一番の感動。しびれた~。
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ヴァニティ・ファクトリー
  今後、ライブ定番になるのでは?
  というほどの超盛り上がり。
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ロックンロール・ナイト
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サンチャイルドは僕の友達
  伊藤銀次が登場。元春と椅子に座ってハモる。

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アンコール

「(来日中の)ポール(マッカートニー)じゃなくて、
僕の方を選んでくれてありがとう」
「SOMEDAYと同時期に発表されたアルバムがあるんだ」

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Bye Bye C-Boy
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マンハッタンブリッヂにたたずんで
  「本来ならアルバム・サムデイに入るべき曲だったけれど、
   大瀧さんがナイアガラに入れたいと・・・でも、もう
   どうでもいいんだ。どっちのアルバムに入っていても、
   みんな聴いてくれたんだろ?」
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彼女はデリケート
  再び銀次登場!
  よく、下手なライターが書く。
  会場のボルテージは最高潮にヒートアップした、と。
  それは、嘘だ。あらゆる形容を超えている。
  例えようもなく、ただ楽しいだけだ。

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2013.11.16
Zepp ダイバーシティ東京
by rocknrollnight | 2013-11-17 23:41
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